電動キックボード

【最新!】電動キックボードのシェアリング MOBICLEを利用してみた

最近都内でも電動キックボードのシェアリングサービスを利用している人が増えてきたように感じています。
今回の記事では東京・港区を中心に展開している、「MOVICLE」に乗ってみたことをまとめてみました。
ぜひこれからご利用いただく際の参考にしていただければと思います。
※こちらの記事は2021年2月20日に利用した際の記事です。

MOVICLEとは?

こちらのサービスは、公道を走れる電動キックボードのシェアリングサービスです。
現在はβ版(試験版)として、港区を中心にサービスの展開をしているそうです。
運営会社は株式会社Curious Edgeという2015年に設立された企業のようですね

利用できる人

こちらの電動キックボードは全員が利用できるわけではなく、
利用する人は以下の2点が必要となります。

①運転免許証
②クレジットカード

電動キックボードは、現在の日本の法律では電動機付自転車に該当します。
そのため、この電動キックボードを乗車するためには、運転免許証(小型特殊免許を除く、原付免許以上)が必要となります。
いわゆる原付バイクと同じ括りのため、「MOVICLE」の貸し出す電動キックボードには、
ヘルメットはもちろん、ナンバープレートやバックミラー、ウインカーが搭載されております。

利用料金

料金はスタンダートプランと1時間プランの2つに分かれています。

スタンダードプラン 最初の10分250円 10分以降は200円/10分
1時間プラン 最初の1時間1,000円 1時間以降は200円/10分

料金体系は非常にシンプルでわかりやすいです。
40分以上利用する場合は、1時間プランの方が安くなるため、40分以上利用する場合は1時間プランを推奨します。

利用方法

それでは実際の利用方法についての説明です。
こちらでは、実際の利用手順に従い説明していきたいと思います。

アプリの登録

こちらのサービスは、レンタル手続きから支払いまで、全てアプリで完結いたします。
アカウントの登録のため、免許証の登録と支払いのためのクレジットカード登録が必要となります。

・運転免許証
・クレジットカード

アプリの画面
免許証情報の登録
お支払い情報の登録

レンタルポートの確認

アプリの登録が終わりましたら、利用場所の確認です。
アプリ内のマップメニューでレンタルの場所を確認することができます。
2021年2月現在では、レンタルできる場所は港区の以下6箇所です。

  • 第3マキノビル 1F 駐車場入り口 :東京都港区芝浦1-8-1(Google マップ
  • ビル1F、ロッテリア横:東京都港区芝浦3-12-1(Google マップ
  • 電巧社 ヘッドオフィス:東京都港区芝2-10-4(Google マップ
  • 電巧社 芝浦サテライトオフィス:東京都港区海岸3-9-20(Google マップ
  • 港南東運ビルステーション:東京都港区港南3-4(Google マップ
  • 東京タワー:東京都港区芝公園4-2-8(Google マップ

機体数は各場所に1〜3台程度のようです。
なおキックボードはタイムズカーシェアのようなサービスとは異なり、
機体の予約ができず、現地でのレンタル手続きとなるそうです。
そのため利用者が多い、土日祝日はできるだけ早めにレンタルをしにいくのが良さそうです。

今回は、ロッテリア田町芝浦店横のポートでレンタルさせていただきました。

機体のレンタル方法

利用場所を確認し、実際の貸し出し場所まで行ったら、次は機体のレンタルとなります。
実際の機体はこのような感じに並べられおり、好きな機体を選びます。

レンタルの手続きは簡単で、アプリの「スィーとライドを楽しむ」というボタンを押しQRの読み込み画面に移ります。
機体についているバーコードを読み取ります。
読み取りが完了するとプラン選択画面に切り替わるので、
画面が切り替わりましたら、プランを選択し利用開始を押すと利用が開始されます。

利用開始になりましたら、乗車の準備に入ります。
機体のハンドルのところに備えつけのバックがあります。

中身を開けると「利用説明書」「ヘルメット」「ヘットカバー」の3点が入っています。
「利用説明書」は機体の操作方法や事故の際の流れが記載されているので、予め読んでおくようにしましょう。

利用説明書を読みましたら、今度はヘルメットの装着です。
ヘルメットは機体とコードで繋がっていますので、コードを取り外し装着いたします。

頭がヘルメットに触れるのをできるだけ避けたい場合は、
ヘッドカバーをつけた上で、ヘルメットをかぶるのが良いでしょう。

ヘルメットを装着したら、機体の操作の確認と機能のチェックを行います。

まずはブレーキです。ブレーキは右ハンドルと左ハンドルの両方についており、前と後ろのブレーキの役割をします。
実際にブレーキをかけてみて、タイヤがきちんと止まるかみてましょう。

ブレーキの確認ができたら、次はウインカーとクラクションです。
左の親指でこの二つを操作します。
ウインカーは原付と同じような操作になりますが、ウインカーランプは両ハンドルと
後ろタイヤのところの2箇所についています。
この部分が光るか確認しましょう。

ブレーキ、ウインカー、クラクションの確認ができましたら、次はアクセルとギアの確認です。
アクセルとギアは右ハンドルの人差ゆびにあたる部分にあります。
ギアは3段階まで上げることができるので、ギアの調子も確認してみましょう。

走行中の操作

機体の機能の確認ができたら、実際に走行をいたします。
いきなり車の多い道を走るのは怖いと思いますので、
まずは人通りの少ない道で、練習がてら走行するのが良いでしょう。

足を片方を乗せ、アクセルを引くと前に進んで行きます。
前に進み出したタイミングで、もう片方の足をボードに乗せると進み始めます。

慣れてきましたら、実際に公道を走ってみましょう。
慣れるまでは予め走るルートを決めておいてから走行すると、焦ることなく走行することができます。
走行中に気がづいた点や気をつける点を以下に記載しておこうと思います。

ブレーキは徐々にスピードを落として、ゆっくり止まることを意識

キックボードで急ブレーキをかけてしまうと、立っている状態で重心が高いところにあるため、
スピードを出しすぎていると前に転倒してしまう可能性があります。
徐々にスピードを落とす方が良いでしょう。

3車線以上の道路の右接時は2段階右折

走行時のルールは原付バイクと同じ括りになるため、3車線以上の道路では右折時に、
一度左折したレーンの左端まで車体を走らせ、機体を右折予定の方向へ機体を進路変更し、
信号が青になったら、直進で車を走行させましょう。また2段階右折が対象外になる箇所もあるのでご注意ください。
(例外:二段階右折禁止標識がある場合)

ウインカーは気持ち早めに点灯

電動キックボードのウインカーライトは小さく、明るい時間は気がつきづらいです。
ウインカーは少し早めに点灯し、すぐ後ろに車が走行している時は、急に機体を移動するのではなく、
徐々に機体を変更進路に傾けて、後ろの車にわかりやすく変更をしましょう。

機体の返却

次に返却について説明いたします。
機体の返却はレンタルポートまで返却となりますが、
借りた場所以外でのポートでの返却が可能です。

ポートにつきましたらギアの電源をオフにして、ヘルメットを取り外し、最初にヘルメットがつながっていたコードに接続しなおします。
ヘルメット、利用マニュアル、ヘッドカバーをかごの部分に戻して、機体を元の枠に入れます。

上記まで完了したら、アプリを開き利用の終了をします。
そうすると支払い金額が表示され、登録しているクレジットで決済が完了します。

利用しての感想

今回、私達は田町駅から東京タワーを経由し、芝公園を目指すルートで走ってみたました。
実際に走行してみると、想像よりも早く風を身体一杯に受け止めながら走行するので、
「めちゃくちゃ楽しい!」という感覚が第一印象でした。
車もバイクも基本は座って乗る乗り物なので、立って運転をするというのは、非常に新しい体験をすることができました。

まとめ

今回は港区を中心に試験的にエリアを展開しているMOVICLEについて、
ご紹介いたしましたが、現在では他の電動キックボードも試験的な利用を進め、
今後利用する人が確実に増えてくると感じています。
ただし、電動キックボードも車両という扱いのため、操作によっては命にかかわる事故にもつながります。
安心で安全な走行をするために、正しい知識を知った上で、走行することが必要ですね。
ぜひみなさまもMOVICLEを一度利用してみてはいかがでしょうか。

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