電動キックボードが欲しいけど、商品も色々ありどれを購入するべきか迷う・・・
こんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、購入する際にどの製品を購入するか考えている人に向けての判断基準をわかりやすくご説明いたします。
※なお今回紹介する電動キックボードについては、公道を走れるタイプに限定してお話をします。
電動キックボードの公道可かどうかの見分けについては以下の記事でご紹介しておりますので、こちらをご覧ください。
購入する機体を選ぶ4つのポイント
公道を走れるキックボードを選ぶ際のポイントはズバリ「走行距離」「速度」「重量」「価格」の4点となります。
購入する人の中には、「そりゃ、安くて。速くて、軽くて、長距離走れるのがいい。」と思う方もいると思いますが、
残念ながら、電動キックボードは「走行距離」や「速度」と「重量」「価格」が反比例していく傾向にあるため、
長距離走れてスピードが出るタイプはそれなりのバッテリー等搭載する必要があるので、重くて、金額も高価になる傾向になります。
そのため、重要なことは実際の利用目的や利用イメージを具体的に考えて、その使用目的・用途に沿った容量で機体を選ぶことが良いと考えられます。
〈例〉
主婦Aさん 自転車だと少し面倒臭い少し離れた安いスーパーに買い物に行きたい。
学生Bさん 電車や車で色んな観光スポットに行き、色んなところを電動キックボードで観光したい。
社会人Cさん 満員電車が嫌なので、通勤手段として使いたい。
走行距離
走行範囲も非常に重要な選択要因になります。もちろん長く遠くまで走れるに越したことはございませんが、
遠くまで長距離を走るタイプになりますと、その分バッテリーの容量が大きいものである必要が出てくるため、
機体が重くなり、価格も高価になる傾向があります。
公道が走れる電動キックボードは最短で20キロ、最長40キロとモノによっては2倍程度異なっています。
以下を参考にぜひ走行距離をイメージしてください。(あくまでもおおよその距離数となります。)
20キロ :東京駅〜川崎駅、吉祥寺駅 (往復なら東京駅〜大井町駅、新中野)
30キロ :東京駅〜神奈川駅、国分寺駅 (往復なら東京駅〜大森駅、荻窪駅)
40キロ :東京駅~東戸塚駅、立川駅 (往復なら東京駅~川崎駅、吉祥寺駅)
上記のようり都内2〜3駅程度の先の場所に買い物や出掛けに行く程度でしたら、
20キロでもかなり十分と言えるでしょう。最長距離が40キロ程度ですと、
片道だけなら、東京駅からなら川崎や吉祥寺まで行けてしまいます。
最高速度
最高速度についても機体によって個体差が分かれます。速度が遅いもので20km/h、早いもので40km/hまでスピードが出るものもあります。ただし、電動キックボードは原動付自転車に該当するため、公道では30km/hまでが最高速度の上限となります。
また体感速度としては、20〜30km/h時点でかなり早いスピードに感じます。
そのため、最高速度は20~30km/h程度あれば何も問題ありませんが、
現状、公道OKの電動キックボードは遅くても20km/hは出るため、あまり比較して考える必要はない項目となります。
ただし、20km/hだと車との並行走行が怖いと感じる人もいらっしゃると思いますので、
その場合は、法定速度30km/hいっぱいを走れる製品を選ぶのが良いと思います。
重量(持ち運び)
電動キックボードを持ち運んで部屋まで運んだり、車に乗せて旅先に電動キックボードを持って行く方には、
女性は15キロ以下、男性であれば20キロ以下を推奨します。
体の骨格や筋肉量等にもよってきますが、成人女性が持てなくなる重さの境目がおおよそ15〜20キロ程度、
男性は25〜30キロと言われております。
実際に私たちも多くの電動キックボードを持ち運びましたが、やはり20〜30キロ以上になると持ち運ぶのに一苦労いたしました。
そのため、購入する際に持ち運びがしやすいことと前提が購入する場合は15キロを超えない機体を購入するのが良いでしょう。
価格
電動キックボードの価格についてですが、公道を走れる電動キックボードについては、平均して約10〜15万円が相場となります。
最近ではドン・キホーテで4万円前後で購入できる電動キックボードも販売されるようになりました。
ただし、価格が安い機体の場合、長距離の走行にはむいていないため、走行距離ところと併せて考えることが良いでしょう
利用目的で選ぶおすすめ商品
「走行距離」「速度」「重量」「価格」の4つのポイントをみたことで、購入するイメージは歩い程度イメージ出来たのではないでしょうか。
しかし、結局のところ利用目的で商品が変わるということだけでどれを選ぶべきかわからない方のために利用目的別におすすめの商品をピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてください。
②持ち運びがしやすくて、比較的安価なタイプ
・Airwheel Tokyo
・株式会社FUGU INNOVATIONS JAPAN
③ 速度が早く・長距離走るタイプ
・Free Mile
・Swallow
まとめ
「走行距離」「速度」「重量」「価格」により製品が大きく異なることをご説明いたしましましが、
細かくみていくと他にも様々な異なる点があり、自転車やバイクと異なりどれがいいのかがまだまだ判断が難しい商品となります。
ぜひ購入の際にはご利用目的や利用頻度、また置き場所など様々なことを考慮し、購入することをおすすめいたします。