今回は人気電動キックボードの1つであるZERO9の試乗会に参加し、ZERO9の魅力についてまとめた記事となります。
その乗り心地や体感速度、お手軽さについて、わかりやすくお伝えできればと思います。
Contents
ZERO9とは
ZERO9はSWALLOW合同会社が提供している公道走行可能な電動キックボードとなります。
前後車に搭載されているサスペンションによる抜群の安定性と最高速度40kmという馬力が特徴の機体となります。
日本で流通している公道OKの電動キックボード市場の中で主力製品の一つです。
SWALLOW合同会社とは
ZERO9の提供元企業様SWALLOW合同会社は2019年4月に設立され、
電動キックボードおよび関連グッズの販売・レンタルを事業を展開している企業様です。
主にZERO9及び第二種原動付自転車に該当するZERO10Xをメイン製品として扱っております。
ZERO9の基本スペック情報
ZERO9の基本スペックは以下の通りとなります。
ZERO9の大きな特徴としては、冒頭でも記載した通り抜群前後輪のサスペンションによる抜群の安定性と最高速度40kmという高い馬力の2つとなります。
安定がしっかりしていてかつ、スピードも出るのに大して、18kgと公道OKの電動キックボードしては軽いタイプの製品です。
スペック | |
価格 | 119,800円(税込) |
重量 | 18kg |
定格出力 | 600W |
最高速度 | 40km/h |
最大走行距離 | 40km |
サイズ | 長さ110cm x 幅20cm x 高さ39cm(展開時113cm) |
抜群の安定性
路面の凹凸が車体に伝わらないようにするためのサスペンションが両輪についており、ブレーキはドラムブレーキとディスクブレーキという二つのブレーキの仕組みを採用しているため、制動がかなり強いことが特徴でです。
そのため、スピードが出るにもかかわらずピタりと止めることができ、凸凹した道でも振動が少なく快適な走行を実現することができます。
高いスピード
スピード(馬力)のもとになるのが、電力量を表す定格出力となりますが、ZERO9の電力量は600wと第一種電動付き自転車の区分の中で、最大まで出せる定格出力となるため、他の機体と比べると時速40kmと非常に早く力強いスピードを出すことができます。
そのため、バイクや車のようにある程度のスピードを求める方はこの製品が非常におすすめの商品となります。
乗車レビュー
操作方法
最初に操作方法について、説明いたします。
電動キックボードによって操作方法は大きく異なるので、ぜひ参考にしてみてください。
1.電源ボタンの起動
まずは電源ボタンですが、右ハンドルの手元にある電源ボタンを長押しします。
すると電源のON/OFFの切り替えができ、スイッチを入れることができます。
2.アクセル
電源ボタンを押したら、電源ボタン隣にあるアクセルレバーを引きます。
ただし、そのままアクセルレバーを引いても静止状態では走行しないようになっております。
理由としてはキックスタート機能という、事故の防止措置がついているため、後輪が回転され初めて動くようになります。
そのため、少し足で地面をキックし、機体を動かしながらアクセルを踏むようにします。
3.ブレーキ
ブレーキは両サイドにあり、右ハンドルレバーが前輪のブレーキ、左ハンドルレバーが後輪のブレーキの役割を担っております。
4.ウィンカー
左ハンドルの手元にスライド式のウインカースイッチがあり、スライドすることでウインカーを付けます。
5.ホーン
ウィンカースイッチの下にある黒いボタンはホーン(警告音)となります。
6.ポジションランプ
ホーンの上にとウィンカースライドの間にある赤いボタンがポジションランプとなり、
スイッチを入れることで、機体が光夜間でも車が電動キックボードの位置を的確に把握することができます。
以上、6点が操作説明となります。
走り心地
操作方法を覚えたところで実際に街中で走行を行なってみました。
乗り始めはボードの上でバランスを保つのに少々てこずったものの、一度バランスが取れてしまえば自由自在でした。
特に機体が軽くて軽量にも下かわず、かなりスピードが出てかなりスイスイでした。
実際に道路に出てみて、走行してみましたが、車と併走しててもそこまで違和感を感じることなく、この機体の良さを実感いたしました。
また機体自体がかなり軽いので、少し方向展開したい時や横断歩道に降りて入る際は本当にストレスなく入れました。
試乗会について
試乗会はZERO9のみの試乗会を新宿と川崎の2会場で隔週の土曜日に行なっております。
1回あたり約30分程度で、説明が15分、試乗が15分という内容になります。
時間は10:00~18:00となり、SWALLOW合同会社の公式HPより予約することが可能です。
試乗会に参加するためには運転免許証の持参が必要となります。
まとめ
ZERO9の安定性と600wの定格出力が織りなす馬力はより長距離を原付自転車に近い感覚を走りたい向けの製品なり、
多くの電動キックボードユーザーがこの商品を利用するのではないかと感じました。
また SWALLOW様に実際の世の中の電動キックボードの普及について質問をしてみたところ、
まだまだ保安基準を満たしていない電動キックボードで走行している人がいたり、ヘルメットを着用が義務であることを知らないで走行している人も多いため、
正しい交通ルールが世の中でしっかり浸透されいていくことが今後必要不可欠だとおっしゃっておりました。
私達はこれからも本サイトを通じて、上記のような人々に正しく電動キックボードに乗る方法について、多くの人にお伝えしていきたいと感じました。
今回取材を快く受け入れて下さったSWALLOWの皆様本当にありがとうございました。